2022年03月10日

ウクライナのザポリージャ原発で起きていること

「チェルノブイリ原発周辺の放射線量上昇に関するドイツの報道」の続きです。

動画を貼らないので、久しぶりにスクショが見やすいこちらのブログに書きます。

「まずはウクライナの歴史的背景の認識から!」で紹介した情報で、いったんウクライナの歴史的背景を学んだら、

ウクライナ原発でのロシアの動きもわかりやすくなりました。



それにしても、西側主要メディアによるグローバリスト(ネオコン)のための?煽り報道は酷いです。

3月4日の朝、ベルギーのドイツ語圏公共ラジオは、
いの一番に「ウクライナの原発敷地で火災があった」(詳細は後述)と報道し、
新型567ウイルス対策の緩和のニュースは後回しでした。

「ロシアが原発を攻撃している」という報道もあり、
ドイツやスイスでは「安定ヨウ素剤」を配布しなくてよいかと騒いでいる人もいます。


プーチン憎しの日本のメディアにも呆れてしまいます。

「原発が標的に プーチン氏は正気を取り戻せ」という凄まじい社説もありましたが、鵜呑みにした人がいないことを願っています。





私自身は、主に以下のサイトを調べてみました。


ウクライナ国家原子力規制検査局(SNRIU)

国際原子力機関(IAEA)の報道発表
RTドイツ語, TASS, Interfaxです。



ロシア系メディアにも、もちろんバイアスはあると思いますので、
すべてを信用して引用しているわけではありません。

あくまでも、多角的な情報を比較し判断材料にするためです。


そもそも、以前のブログ記事に書いたように、事実を正確に記事に書くことなど不可能ですから。



さて、本題です。




昨日3月8日に、

ウクライナ原子力・放射線安全国家主席検査官 会長代理 オレフ・コリコフさんから、

以下のようなアピール文が発表されました。(画像は一部です)


スクリーンショット 2022-03-09 10.41.26.png



「ロシア連邦軍がウクライナの原子力施設を強制的に占領、破壊している」と、核テロ行為扱いで非難しています。


コリコフさんがこのように「敵(ロシア軍)が原子力発電所の敷地を軍事施設に変えようとしている」と訴えた翌日の9日、


このアピール文に書かれている

ロシアが掌握したとされる3カ所の核施設や周辺地域

 1.the Exclusion Zone territory and the Chornobyl NPP industrial site on 24th  February 2022;

 2.  Enerhodar city on 3 March 2022, and Zaporizhzhya NPP industrial site where seven nuclear installations are located, on the night of 4 March 2022.

3.  the building of the regional Oncology Center, on the territory of which high-level radiation sources are present, was destroyed; the nuclear research facility “Neutron Source”, which is loaded with 37 nuclear fuel elements, got under artillery fire.

の一つ、

2.「ザポリージャ(一応NHKが使う表記にしました)原子力発電所」の一室に、

なんと

「ウクライナ軍関係者が残した爆発物や米国製武器などがあった」という

RTの報道がありました。(ということは、すでに原発の一部は軍事施設ではありませんか😩)


ロシア軍がウクライナでまずは原発を掌握した理由は、ここにもあるのかもしれません。



スクリーンショット 2022-03-09 10.01.29.png

9日ウクライナ軍関係者が残した爆発物や米国製武器などが置かれている原子力発電所の一室を紹介する

RT特派員のMurad Gasdiewさん 動画:https://t.me/milinfolive/78263
Telegramの動画をロシア人の友人に通訳してもらったところ、米国テキサスで製造された武器もあるそうです。
この方のTelegramは34万7500人以上にフォローされています。 



このザポリージャ原発についての報道をみていきます。


3月9日 


ロシア国家警備隊の代表が記者団に語ったという内容:

原子力施設を警備していたウクライナ国家警備隊と協議が行われた結果、

ウクライナ人が武器を捨て、原子力発電所がロシア軍の管理下に置かれることになった。

50人の女性を含む約240人が武器を捨て、敵対行為に関与しない旨の文書に署名した後、帰宅を許された。

ザポリージャ原子力発電所は、ロシア国家警備隊の完全管理下にあり、発電所の職員は通常通り勤務している。



3月4日


ザポリージャ原発は、1号機が198412月、6号機は199510月に運転が開始した、設備容量で欧州最大の原子力発電所であるため、3月4日の火災のニュースで世界中が大騒ぎになりました。


ウクライナのウラジミール・ゼレンスキー大統領は、

「最悪の場合「チェルノブイリ6基分」の災害が発生したことになる」と語ったそうですが、


ロシア国防省は、

ウクライナ軍関係者(ニュースによっては「民族主義政権」という言葉が使われることも)破壊工作員による「とんでもない挑発行為」だと反論しました。



ロシアは、このような過激な「ナチ勢力」を一掃する「非ナチ化」も、「非武装化」と共に今回の特別軍事作戦の目的であり、ウクライナの占領ではないと、最初からずっと何度も言い続けています。


しかし、西側の人々にとっては「主要メディアが報道しないこと」は「ないこと」と等しいのです。
(567プランデミックと同じように)

もしくは、「ロシアがまた嘘をついている」と報道することもあります。


ロシア側が嘘をついていないとは言いきれないと思いますが、

これまでの報道の比較では、米国やNATOのほうの嘘が目立つ気がします。



3月4日の武力衝突および火災に関するロシア国防省やロシア国家警備隊代表の説明:


4日未明、ザポリージャ原子力発電所の近くにいたロシアの機動パトロール隊が、ウクライナの妨害工作グループに襲撃された。

発電所の外周にある電源装置付きの原子力発電所訓練センター(下の画像のTraining Ceenter)の窓から、建物への反撃を誘発するためにパトロール中の兵士に向けて小銃の連射を行った武力挑発行為だった。

衝突の間、発砲地点は制圧された。破壊工作グループは退却する際に、訓練センターの建物に放火。救急隊が消火した。衝突と消火活動の間、施設内に民間人はいなかった。


訓練施設.png

 RT記事より、IAEAのグロッシ事務局長


 前述のコリコフさんのアピール文によると、

「ザポリージャ原子力発電所工業用地には7つの核施設がある」とのことなので、

ウクライナの核武装に対する懸念を表明し続けてきたプーチン大統領は、

この一帯の掌握を急いだのではないでしょうか。



この事件について、

ザポリージャ原子力発電所への妨害工作は、周到に計画されたものだった」というウクライナの元首相のとても興味深い発言がありました。


Nikolai Asarow元首相が、RIA Novostiに語ったというのは以下のような内容です。


ウクライナの大統領ウラジミール・ゼレンスキーは、

ウクライナ上空に飛行禁止区域を設定するよう西側諸国を説得したかった。

これはそのための、意図的な挑発行為である。

ロシア軍やウクライナ軍の良識ある兵士は、6号機まであるヨーロッパ最大の原子力発電所の敷地内で、このような挑発行為を敢行することはないだろう。
原子力施設では、訓練・再訓練センターの小さな火災でさえも緊急事態である。

ゼレンスキーがすぐに反応したこと、アメリカやイギリスに対してすぐに嘘の情報を流したことから、準備された挑発行為であったことがわかる。


その後、NATOがウクライナ上空での飛行禁止区域の設定を拒否したので、
ゼレンスキー大統領はNATOを厳しく批判しました。


元米国陸軍大佐で元米国国防長官顧問のダグラス・マクレガー氏は、
FOXの取材で、ゼレンスキー大統領を厳しく批判しました。

ゼレンスキーは操り人形だと思う。
ウクライナ軍の必然的な敗北を先送りしようとしている。
彼に託された多くの国民を不必要なリスクにさらしている。
ウクライナからの発信のほとんどは、24時間から48時間以内に嘘であることが露呈している。


一体誰が言うことを信じればよいのでしょう。


3/13追記:続報はこちら

posted by ecoyoko at 00:31| Comment(0) | 世界の動きを多角的にみよう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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